こんな僕たちでも救ってくれますか、あなたは?in京都

boredoms2009-04-04

パソコンを開けば、アニメ関連の音楽を聴き、なにやらエロい画像を検索し始める。
街に出れば、可愛い女子を目で追い回す。
HDDレコーダーに溜まりに溜まったアニメを、朝の9時から夕方5時まで見続けた本日の休日。
そんなミソブタのような人間でも、あなたは救ってくれるのか?
その千の目と、千の手で、あなたは?
と、いうことで、今回は京都の三十三間堂に行ってきた日記です、誰が興味あんねん。
メンバーは、前回みかえり菩薩様を拝見しに行った時と同じ、恋愛螺旋の運命に支配された男と、別にコメントのない柔道整復士と、最近昨日食べた夕飯さえ思い出せない僕のズコッケ三人組で行きました、事故ればいいのに。
いつものように三十分ほど遅刻して私が待ち合わせ場所に到着、二人は死んだ魚の様な目で私を待っていてくれました、感謝と共に陳謝。
遅刻ゆえに、朝ごはんを食べていなかったので、京都駅でオムライスを食べるまでは、手の振るえと格闘していた、なんせお腹がすくと僕は手が振るえだすというトルネコとリンクする特徴がある、誰が興味あるねん。
そして、三十三間堂に到着。
本堂に入る前に、家畜同然のなりをした男三人がおみくじをしよう、そう言うのだ。
迷惑な話しだ。
それでも家畜三匹はキャッキャッしながらおみくじをひく、みんな「吉」だった、なんの面白味もない、まるで僕たちのようじゃないかと心の中で呟いた。
だが、まだおみくじのようなものがあった、七福神おみくじだ。
これもやろう、そう言うのだ。
おめでたい奴らだ。
家畜達はピーピー鳴きながら七福神おみくじを引いた、二人は人望やら勝負ごとに勝つ?やらなかなか素敵な七福神を引き当て、僕は「長寿」だった、なにがやねん。
気を取り直して、いよいよ本堂へ。
完璧。
それはそれは完璧な風景。
ずらずらと並びに並んだ、千体の千手観音様。
かっこいいとは、こういうことさ。
そんな紅の豚のキャッチコピーがぴったりな風景、あれは一つの宇宙でした。
ど真ん中に鎮座された、めちゃくちゃでっかい千手観音様が見えた時はもれなく鳥肌が立つ、かっこいいたらありゃしない。
千体の千手観音様の前に立っている、仏像達も素晴らしかった。
その全ての瞳に玉眼が入っていて、呼吸が感じられる素晴らしいものだった。
その素晴らしい仏様達を家畜三匹は、くだらぬ想像力でイジリ倒しながら拝見していった、まるで就修学旅行のアホな学生のようだった、舌を噛み切るべきだ。
なかでも三人がお気に召したのが、今日の画像にもなっている難陀竜王(なんだりゅうおう)という、水や雨を司る仏様。
画像ではわかりにくいですが、心底困った様な顔をしておられる。
なんせ、龍に頭を鷲つかみ。
玄関前にて
難陀竜王「困った…なつかれてしまったようだ、母上はきっと、こんな奴を家に上げたら怒るだろうし、父上もまじめなお方だ、きっと捨ててきなさいと言うだろう…困ったぞ…」
頭上の龍「なんじゃ?なぜ入らぬ?ここがお主の家なのであろう?早よう入らぬか、何もとって喰おうというわけではない、さぁ早ように」

難陀竜王「んん…」
と、いう想像をしてギャッギャッしてしました、平和なこって。
今回の仏像ツアーもとてもよかった、ありがとう家畜ども。
今度のツアーは、京都の広隆寺にいる国宝第一号でもある弥勒菩薩に逢いに行きたい所存ですが、場所が太秦と遠いので考え中。
まぁそこまで行ったら太秦映画村にも行かなければ、これはなんともハードスケジュール。
まぁじっくり考えよう。


それじゃ!みんな一緒に!
仏像!超好き!