黙ってやって来る末来は、明日にはつながらない

一つの季節が、日本を濡らす。
梅雨の季節だ。
じめっとした生ぬるさが体にへばりつき、うっかりお風呂に入らず寝てしまった日には、つんっと香る体臭で鼻をもってイかれそうになる季節。
あまりの臭いに、香水というものが欲しくなってきた。
デオドラントスプレーなんかでは間に合わなくなってきたので、香水で臭いを誤魔化したい。
ラウンドワンのボウリング場に行けば、見ない日はないであろうチャラチャラしたお兄さん達がつける香水の意図とは、まるで違う理由で香水をつけたい。
ただ、この臭いからの開放の為に。
いや、単純に、お風呂に入ろう。
そうだ、お風呂に入ろう。
まぁそんな事より、天保異聞 妖奇士ってアニメのエンディングテーマ「愛という言葉」。
このアニメ自体はまったく見たことも聞いたこともないんですが、この曲、えらく素敵。
福山 芳樹さんの「真赤な誓い」もカッコイイ、最近のマイブーム。
この真赤な誓いを聴きながら、地元で二、三人だけの完全妄想漫画「獣王伝 雷血」のアニメのオープニング映像をあれこれ想像なんてしていたら、とても気分がいい。
ちなみに、痛い妄想ですが獣王伝 雷血の第一期OPはJAM Projectの「迷宮のプリズナー」、第二期OPはJAM Projectの「紅ノ牙」です。
JAM Project万歳！
8月6日にアルバムとライブDVD同時発売！
JAM Project！JAM Project！！
とにかくアニメソングは、なんでこんなに素敵な曲が多いのだろうとつくづく思う。
そんな素敵で偉大なアニメソング達を、夜中の11時から朝6時まで、オールナイトで流し続けるとうナイトメアなイベントがあるというので、彼女と付き合い始めて八ヶ月な友達と、その先輩とで行ってきました。
場所は、オシャレと狂気が渦巻く心斎橋アメリカ村。
オシャレとオタクの、音の喧嘩だ。（そんなことはない）
そしてそして、そのイベント最大の目的は、遠藤 正明さんがスペシャルゲストで来るということ。
限界バトル、ガオガイガーが生で聴けた。
感動して。
胸がつまった。
今まで、何組かのロックバンドのライブに行ったけれど、他のお客さんみたく曲に合わせて手を突き上げる事は一度も無かった。
すごいなぁって気持ちはありながらも、手を突き上げる行為がなんとなく恥ずかしかった。
そんな僕が、遠藤 正明さんが限界バトルを歌い初めて数秒で手を突き上げていた。
衝撃だった。
目に涙がうっすらはった。

ありがとう。
遠藤 正明さん、間違いない。
あなたは、すごい。