ブルックリン五丁目で待ってる

boredoms2007-10-21

Tシャツ一丁で外にお出かけしたら、二度見される季節になりました今日この頃。
突然ですが、PSPを僕はなめていました。
ワイヤレスで通信ができ、画面もかなり綺麗で、そして素敵だ。
わざわざ新型の軽いのを購入し、同時にモンスターハンターポータブル2も購入。
これがもぉ、ドはまり。
モンハン的に言えば、ドスはまり。
もっと言えば、ドドはまり。
もっと言えば、はまり亜種。
もぉとにかく共同プレイが面白いのなんのって、23歳のズッコケ男三人が天元突破グレンラガンの名言を口々に言い放ちつつプレイするその姿は、この世の地獄か天国か。
いや、そこは狩場だ。
「狩るのは俺らか!?お前らか!?」


安っぽいキャッチコピーも出たところで、そろそろ本題に。
「ブルックリン五丁目で待ってる」
もぉこれは尼崎では二人(僕を含む)だけには話題沸騰の外国ドラマですね。
なんたって二人で勝手に考えた想像上の外国ドラマです。
まったくの想像上の物語ですので、きっつい日記内容になっておりますので、気分の優れない時はお読みにならないで下さい。
ブルックリン五丁目なんてあるのかすら妖しい。
全ての主要登場人物がブルックリン五丁目で出会うという基本構成になっております。
さっそくですが最終回のお話し。
ダニー(本作品の主人公、25歳、故郷のシアトルでの失恋のショックから立ち直る為に心機一転、ブルックリン五丁目に引っ越してきた青年、毎日昼ご飯は五丁目公園名物のホットドックを食べるのが彼の日課である、そしていつものその公園で運命の人、ステファニーと出会い、お互い惹かれ合っていくのであった)はニックス(ダニーとは五丁目公園でラジコンを通じて知り合い、以後ダニーのお兄さん的存在兼親友に、38歳、離婚経験あり、28話では元妻とヨリを戻すことになる、二人を再び結びつけたのは親友ダリーであり、きっとその回の話しは泣けるだろう、なんじゃこの日記)からステファニー(本作品のヒロイン、24歳(ダニーとは学年では同じなのだが、年下ということをダニーが茶化し、ステファニーがスネるという微笑ましいエピソードがあるに違いない、どうした俺)、ホテル王の親をもつ大金持ちなのだが、その身分に疑問を感じ、単身ブルックリン五丁目に引っ越してきた、親にはロンドンに留学と嘘をついている、ダニーとは五丁目のベンチでホットドックを食べている時に出会う、この時ステファニーはホットドックなんて庶民の食べ物は初めて口にするので食べ方がいまいちよくわからず、隣にいたダニーに食べ方を聞いたのがきっかけであった)が故郷であるニューヨークに帰る前の日に、あの時と同じように、「ブルックリン五丁目で、待ってる」というメッセージを伝える。
ニックスの珍しく真剣な顔と静かなうなずきに、ダニーは全てを悟り、部屋を飛び出す。
今日は12月24日、クリスマスイブ、外は雪が降り積もり、やはり今年もブルックリンの冬はよく冷える(知りません)。
そんなブルックリンをダニーは走る、あの五丁目へ、ステファニーの待つ五丁目へ(もぉここらへんからエンヤかセリーヌディオンあたりの曲が流れ始める)。


午後11時52分、時計を見るともうそんな時間だった、もぉ五時間もこのベンチに座っていたんだと軽く笑ってみせるステファニー。
少しの時間、ベンチを見つめ、そっと指先でベンチを触りながら「さようなら」をつぶやく。
そして、ベンチに背を向け、空港へ向かう一歩を踏み出す、ブーツの音が静かなブルックリンの町に響く。
一歩、また一歩、次の一歩で足が止まる。
私の名前を呼ぶ、声がする。
振り返ると、ダニーが白い息をいっぱいに吐き、そこに立っていた。
ステファニー「0時04分」
ダニー「え?」
ステファニー「…私ね、サンタさんと賭けをしたの、イブにあなたに逢えなかったら忘れるって、今は0時04分、だからもぉわ…」
ダニー「11時59分」
ステファニー「…え?」
ダニー「…君の時計は、五分早いから」
ステファニー「…!」

もぉ後はスローモーションで抱き合う二人で、カメラワークはクルクル回るしイルミネーションはキラキラで噴水も全開で、もぉキッラキラで。
カメラワークはそのまま上の方にパーンして、ブルックリン五丁目の町を空撮、最後はなんか金色のリボンが画面横からヒューって出てきてそのリボンが「fin」の文字をかたどります。
文長っ。


今日もまた、ブルックリン五丁目で誰かが待ってる。