その男、夢につき

boredoms2006-11-21

ちょっと前から気になっていたモノ、それは「八百八町夢日記」という時代劇番組。
テレビ大阪(我が家では11チャンネル)で、お昼の十二時ぐらいにやってるんですけども、これがおもしろいしかっこいい。
町奉行と鼠小僧が主役で、不埒な悪行をしている奴らを淘汰するベタな話しですけども、これがおもしろいしかっこいい。
町奉行を演じるのは、現在水戸黄門を演じている大俳優の里見浩太郎さん。
この八百八町夢日記は、里見さんがとにかくかっこいい。
町奉行という身分を隠して悪事の捜査をする時の名前が夢之介、かっこいい。
持ってる扇子には「夢」と書いてあり、今日はその扇子で竹やぶもどきみたいな木を切り倒して、いや斬り倒してました、どうやら鉄扇のおそれがあります。
あとその扇子の使い道は、悪党の親玉(たいがいが代官、奉行クラスの管理職)に投げつけて武士の誇りであるちょんまげを斬り落とします、鉄扇です。
そして、一番かっこいいのが夢之介の悪党どもを倒す前に言う決め台詞。
「人の命をもてあそんだ貴様らに…もはや見る夢はないのだ」
里見最高。
かっこいいとはこういうことさ、ですよこれは、紅の豚のキャッチコピーですよ。
お昼にいいとも見るんだったら八百八町夢日記を是非見てください、いいともより八百倍おもしろいです。
この時代劇には、夢がいっぱいです。